喉や鼻に殺菌効果のある消毒液を注入し、その後、器官内の圧力を高めると短時間のうちにウイルスが減少し、風邪の諸症状が改善できるという新たな加圧式鼻喉洗浄治療法を開発いたしました。 本来、風邪の予防・治療方法として塩水を使ったウガイや鼻の洗浄は、古くから効果があると認識されています。 専門知識を持つ多くの医者は、新型コロナによる肺炎予防策ではさらに効果的な次亜塩素酸水を使用したウガイや鼻の洗浄を推奨しております。 実際、粘膜表面へのアプローチ(殺菌)に有効であり、今回の新型コロナウイルスの感染予防や早期回復に最も効果が期待できる予防方法であるとして、米国を含む諸外国でも推奨されております。 |
この実験は鼻水、咳、喉などの初期の風邪の自覚症状がある職員やその家族、協会関係などの約30名に対して行われました。実験に関し、新型コロナウイルスに有効であるとされる次亜塩素酸による鼻洗浄とウガイに加え、さらに圧力を加えるという消毒方法で3回繰り返し行いました。 |
鼻 水 | 発 熱 | 咳や喉のイガイガ |
症状がある患者は全員が処置後すぐに鼻水が収まりました。その後、症状がぶり返す例は見られませんでした。 |
処置後3時間後には解熱していることが多く、全員が翌朝には平熱に戻っていました。 |
炎症の度合いにもよりますが、軽微な炎症であれば2-3時間後には症状がおさまることがほとんどでした。 |
喉や鼻咽頭組織に対し、消毒液を加圧して殺菌を行う場合、特に留意すべき点は、粘膜、副鼻腔、鼓膜などを含む各器官への損傷リスクです。 当協会では、以下の理由から危険性が極めて低く最良な方法であるとの判断で次亜塩素酸を主に実験を行いました。 |